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2023年7月20日 中日新聞市民版に企画広告を掲載いたしました

広告掲載のお知らせ
2023.09.05

2023年7月20日 中日新聞市民版に企画広告「教えて!ドクターQ&A」を掲載いたしました。みうら内科クリニックの三浦義孝先生にご回答いただきました。

※この記事に関するお問い合わせは、株式会社宣通 営業2部(052-979-1602)までご連絡ください。


次の内容で掲載されました。

Q.夏バテに効果のある漢方薬はありますか?

A.梅雨も明けると今年も猛暑の夏がやってくるようです。この時期、全身倦怠感、食欲低下、めまい、寝汗、暑いのに冷えるといった夏バテ(夏まけ)の症状を感じる方も多く、病気とまでは言えないものの結構辛いものです。
 こういった症状は冷房のなかった昔からあり、「注夏病」といわれ、漢方では「気虚」という観点からいろいろな薬が使われてきました。代表的なのは「清暑益気湯」です。これはいかにも夏バテに効きそうな名前ですが、漢方薬の代表的なものの一つである「補中益気湯」に、火照った体を冷やし、発汗や下痢等で不足した「津液」を補う作用をもった漢方薬です。胃腸が弱っているときには「六君子湯」、食欲不振、手足が冷えるような貧血症状には「人参湯」「人参養栄湯」、軟便が続き、むくみや頭痛などがあるときには「五苓散」も有効です。軽い熱中症の時には「白虎加人参湯」も用いられます。夏バテには西洋薬よりも漢方薬の方が適していると思います。今年も無理をせず暑い夏を乗り切ってください。

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